いっぱい≠たくさん

 土曜の夜に出発して月曜の朝方に帰ってくる、という強行スケジュールで富山湾にホタルイカを見に行った。しかしながら5日と6日の八重津浜において、ホタルイカの接岸はほとんど確認できず、採取できたのは1匹に終わった。その1個体は八重津浜の西にある四方漁港内の水面近くを泳いでいたところを見つけたものである。他に網を持って採集に来ている人も何人か見かけたが、両日とも成果はよくて数匹のようであった。私は5日に浜へ着いて早々、ホタルイカの採集を諦めたので、持ってきた釣り竿でメバリングを開始、漁港内とその付近で合計10匹を釣り上げた。仕掛けはウルトラライトの6フィートロッドでラインは確か3ポンドのナイロン、ルアーは「メバル職人」の「ストローテールグラブスリム」でジグヘッド直結、という簡易なものである。すべて5年以上前に買ったモノでラインなんぞはひどくヨレヨレであったが、それでも釣れたのでまぁ楽しかった。ロッドがトラウト用の胴調子でラインもナイロンなため、底をとることもままならなかったが、キャスト後しばらくカーブフォールさせ、糸が弛緩したあとにゆっくりただ巻、これだけで釣れる。専用ロッドにPEラインなど、それなりに揃えて望めばより釣果も望めて「喰った」というよりは「喰わせた」という釣りができたかも知れないが、どうせ今いる京都では海釣りにいく機会など限られているのであるから、そこまでの出費はできない。ミノーも少し投げたが反応は無し。スプーンを投げて表層で引いたときは朝マズメ時にアジっぽいのがチェイスしてきたが、食いつきはせず。まぁそんな感じであった。

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