作ってみた

石黒正数 著の「木曜日のフルット」1巻と2巻を少し前に購入して読んだのであるが、この中で3つほど料理が紹介されているので実際に作ってみた。

・鯨井風汁なし麺(1巻62頁「鯨井先輩の巻7」より)
 インスタントラーメンはサンヨー食品の「サッポロ一番 みそラーメン」を用いた。卵は無かったので入れず、代わりにモヤシとネギを入れた。
 普段と違う麺の食感が楽しめ、良い。麺を茹でる際の水の量、そしてスープの粉をどれだけ入れるかの調整が出来上がりに大分影響するので、今後も何回か作って検証したい。

・おぞうにっぽい物(2巻52頁「鯨井先輩の巻20」より)
 スタンダードな永谷園「お茶づけ海苔」と、漫画と同じく実家からもらった餅を用いた。
 まぁ、白米の代わりに餅を入れているだけなので、不味くないことは明白なのであるが、これがお雑煮かと言われると、私の慣れ親しんだものとは違う。そもそも、餅を焼いて入れる時点で違う。まぁ地域によってはそういうお雑煮もあるというのは知っているが。

・鯨井風肉豆腐(2巻138頁「早菜のズボラ飯」より)
 焼肉のタレが無かったので、スキヤキ用の割り下(薄めて使う奴)を用いた。さすがに豆腐だけでは寂しいので、白葱と人参も追加している。レンジにかけた時間は、500Wで7分。
 これも不味くなる要素が無い。スキヤキの汁で豆腐と野菜煮てるだけだもん。ただ野菜を追加する上での注意事項としては、人参を入れるならピーラーで剥いたくらいの薄さにするか下茹ですること。原作にある「ラップしてレンジで2分」だけでは葱も辛くて食べられない。

 以上であるが、私は全てもう一度作りたいと思った。なお、作中には他に料理っぽいものとして「カモナギのウヌニ」と「クリスマスツリーみたいな変なごはん」というものが登場するが、どちらも怖くて作れない。「木曜日のフルット」は料理コーナー以外も面白いので誰にでもお勧めできる漫画である。

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