今後のレビュー方針

 今のネット社会には腐ったレビューがごろごろしています。私の書くレビューもある人から見れば「無価値でどうしようもないもの」かも知れません。でもレビューを書くのは止めません。何かの作品に対して評価というものは不可欠だと考えるからです。他人の(創作物の)評価もできない人間が、よいものを作り上げることができるとも思えません。そういう意味では、評価する側も試されています。知識や経験が不足しているために下手なレビューを書いたら恥をかいて当然です。そういう意識で私はレビューを書いています。今回記すのは、そのレビューをこのBlogで書いていく際に、今後自分の中のルールとして守っていこうという条項です。要するに勝手な宣言です。しかし、「ズルい」あるいは「不当な」レビューを書かないために私にとって必要なことです。

 まず第一に、このBlogでレビューを書くということに関連して。
・「Amazonその他の販売サイトにおけるレビューは書かない」
 これは、私の書くレビューが何かしらの販売を促進あるいは抑制する目的で書くことを主目的としてはいないから。
・「レビューする品と関連させて広告を張ることはしない」
 広告収入が入る状況で、公正で自由なレビューが書けるはずはない。ただし、AdSenseにより記事の内容と関連する広告が自動的に選別されて表示される可能性はある。

 次にレビューの対象とする品について。
・CD、DVD、BD、ゲーム、ソフトウェアなど
 自分で金を払ったもののみにする(無料で公開されているものを除く)。つまり、購入したかレンタルしたかのいずれか。他人から借りたCDの批評を公にするのは、貸してくれた相手にとっても、製作者側からしても、あまり気持ちのよいものでは無いだろうと考えられるため。
・小説、漫画
 読んだもの全て。少なくとも私の中では、「本を借りて読む文化」は社会的に成立していると考えるため。金を払って借りるというシステムも少ない上、必ずしも全ての本が購入できるわけでもない以上、これは仕方ない。
・TV番組、映画
 観たもの全て。一部、放送をそのまま観ているわけではないものも含まれるが、視聴環境の違いを論じるとキリが無いので、無視。地域などが限定的であったとしても、公に放送されたものの評価は自由になされるべきと考える。
・工業製品等
 使用したもの全て。なるべく手元に置いて一定期間使用したものについてレビューを書くのが望ましいと考えるが、必要と思われれば店頭で軽く触ったくらいのものについても「感想」を記すかもしれない。

 レビューの方法について
・一部あるいは全体を問わないが、評価対象は適切に記す
 「半分読んで面白くなかった」は立派なレビューであるが、半分しか読んでないのに「(作品名)は面白くない」は不適当である。なるべく、どこを読んだor観たかを記すように心がける。

 他人のレビューについて
・積極的に引用する
 これまではあまりしてこなかったが、今後は行っていこうと思う。「これは読む価値がある」と考える場合も、「このレビューは悪質である」と感じる場合も、必要に応じてその記事へのリンクを張り、その内容についてもコメントする。

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