満足度は47%より高い

 Apple Storeで注文していたMacBook用の交換バッテリーが一昨日届いた。色は白である。本体色とのミスマッチもなく、現在正常動作している。最初にMacBookを購入したときに付属していたバッテリーは、3年半ほど使用した結果、残量表示が十分あるのに突然電源が落ちたり、「充電できません」という表示が出たりという症状に陥った為、今回買い替えることになった。ちなみに、MacBookのバッテリーを購入する際、学生・教員割引が有効である、というのは今回実際に購入して気付いた点であり、危うく通常価格で買ってしまうところであった。危ない危ない……。

 なお、届いた新品のバッテリーを装着した際に表示された残量は47%であった。この値は、Appleが以下のページで推奨していることと合致している。

アップル – バッテリー – Appleのノートブックコンピュータ

 上記のページでは、「ノートブックコンピュータを6か月以上使わない時は、バッテリーを50%充電した状態で保管する方法をお勧めします。」と書かれている。私も前からこの方法に従っており、家から持ち出さない期間が長い場合はバッテリーの残量を40-50%にして取り外す、ということを行っていた。ただ改めてこのページを読んで知ったのは、バッテリーの耐用年数というものが、考えていたよりもずっと短く設定されているということだ。同じく上記のサイトにはこのような一文もある。

「さらに、Adaptive Charging(アダプティブチャージング)技術がバッテリーの劣化を軽減させるので、最長で5年間も使い続けることができます。」

 これは、今私が使っているMacBookより新しい製品で採用されているバッテリーについて述べているようだが、それでも使い続けることができる年数は5年ということである。勿論、使用頻度や使用環境にも左右されることだろう。……ということは、私が2008年型のMacBookで3年半もバッテリーを使用できたのはいい方ということだろうか?

 とりあえず上記のページは、Apple製品を使っている人なら必ず読んでおくべきページの1つである。iPodやiPhone用のバッテリー解説も別ページで用意されているので、そちらも参考にするといいだろう。Appleという会社はソフトウェアとハードウェアを両方設計しているわけで、そこが一般的なWindowsマシンだと実現できない製品の完成度というものを実現させていると思うのだが、実際にユーザーがメーカーの意図しない方法で使用していれば、製品価値というものは半減してしまう。

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