2Dか3Dなのか分からないくらいが最もいい

 「クロスゲーム」第45話のAパートで出てきたアブラゼミがもの凄くリアルで感動しました。恐らくですが、あれは3Dを使っているのではないかと思います。「クロスゲーム」のアニメーション制作を行っているのはSynergySPという会社で、これまでの作品だと「ハヤテのごとく!」ぐらいしか私は観ていないのですが、どちらかというと3Dより2Dの描画で注目していました(「ハヤテのごとく!」でも3Dを用いた背景や、一部の小道具における3Dで際立っている描写はありましたが)。特に「クロスゲーム」では、仕上がりレベルの高い画が素晴らしいです。
 ところでアブラゼミというのは、私が観る限り、アニメのなかで最もよく登場する昆虫の1種です。種というくくりでなければ蝶もよく描かれていますが、種を特定あるいは限定することが可能な程度まで細かい描写がなされているものは、それほど多くありません。対してアブラゼミは、鳴き声が効果音として付加されているため、アニメで出てきても用意に区別をつけることができます。セミの中でもアブラゼミが多いのは、関東地域では最も一般的なセミで鳴き声も印象的だからでしょう。もちろん関西でも見れますし。

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