1話を観て_2015冬 その4

 もうそろそろ最終回が放送されるというタイミングで観だした作品たち。

・「純潔のマリア」
 予想していたよりも1話が面白かった。キリスト教を国宗に掲げる国同士が戦いをし、それぞれの国の神父が自国の軍を激励しているという、本来のクリスチャンにあるまじき行いが観察できるのは、よくもあるが悲しくもある。

・「アブソリュート・デュオ」
 良くも悪くも期待を裏切らないスタートである。主人公だけがあまりにも特別な存在、という感じの話には飽き飽きしている感があるので、なるべくなら敵のレベル調整をしっかりして欲しい。

・「デス・パレード」
 これについては2話までを観ての感想を書く。まず、設定はある程度妥当であると思った。1話の冒頭では「この超常現象にどう説明つける気だ?」と訝しんでいたが、ゲームに召喚される2人が死んでいるとなれば、そこまで目くじらを立てる必要はあるまい。で、ストーリーの話だが、1話について言えば完全に読み切れた。妻が最後に叫んだことは演技、そして夫が妻に疑いを抱いてそれを膨らませたのが悪い、というこの2段仕立てであったが、1話の終りごろにはもう分かってしまった。私としてはアニメで2話にあたる部分をカットして、視聴者に気持ち悪さを引き摺らせるというのもアリではあると思った (まぁそうなればそれはそれで批判していたかも知れないが)。

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