最終話を観て_2013秋 その1

・「機巧少女は傷つかない」
 良かったと思う。今期だと「ストライク・ザ・ブラッド」もそうなのだが、4話毎に一区切りつける、というシリーズ構成がまず評価できる。またこの作品で特に優れていると思ったのは3DCGの出来で、戦闘シーン等で多用されていたが、とても自然な仕上がりだった。話の流れ、声優の配役、OP&ED主題歌なども悪くなく、続編(あるよね?)にも期待が持てる。

・「ワルキューレ ロマンツェ」
 全体としては良かったが、若干後味が悪い。最後にスィーリアが勝ったのは評価できるが、ノエルはあんな簡単にすっきりしちゃダメだ。どう取り繕っても、勝負事は勝ってナンボの世界だろ。この作品でヒロイン達の学年が1-3-1という恋愛アドベンチャーゲームでは基本の構成となっているのだが、これも1対1の勝負を描くのにイマイチで、もっと駆け引きの描写に力を入れるなら、後の無い3年生を2人にして、2-2-1の構成にするのが良いかと思う。まぁ、恋アド原作アニメの評価ポイントとしては的外れかも知れないが。

・「のんのんびより」
 ガジェット通信によると、「アニメ流行語大賞 2013」なるもので「にゃんぱすー」が年間大賞金賞らしい。個人的には↓の「不愉快です」(23位)や「面白きことはよきことなり」(26位)の方が上だと思うのだが、こんな企画に応募する暇人には、より意味が無くて面白い「にゃんぱすー」の方がウケたらしい。ちなみに私はこの作品に影響されて、自分で書いているスクリプトに「~のん♪」という語尾を付けて出力させている。「3列231行のデータフレームを処理するのん♪」……みたいな。面白かった。

・「境界の彼方」
 大抵の作品について思うことだが、「ストーリーってハッピーエンドじゃないといけないって法律でもあんの?」。全体的に面白かったとは思うが、最後は消えたまま終わるほうが良かった。そしたらしみじみとした気持ちで見終えることができたと思う。「もしや映画化のためには消えたまんまじゃダメって理由か?」なんて邪推もしてしまう。あと生物学的に気になるのは、やはり栗山未来の失血に対する耐性である。血液を刀にできるとか以前に、明らかに常人なら出血死するレベルで血液をを体外に出していて、しかもその状態で激しい運動をしているというのが凄い。OP曲がとても良かった。

・「てーきゅう」3期
 1,2期と変わらず面白かった。全国大会編とか熱かったなぁ。

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