~あさりのコンキリエ~
最近、DlifeというBSのチャンネルで放送している「毎日がイタリアン」という料理番組を観ているのであるが、ここで「あさりとムール貝のコンキリエ」というのを作っていたので真似してみたのだ。私が普段行くスーパーではムール貝なんて置いてない(別の近所にあるスーパーでは売ってるが)ので、あさりだけで作ったのだが、結構美味しくできた。この料理はまだ一回しか作っていないが、これを機にあさりブームが到来し、自炊で贅沢な食材と言えば最近は肉よりも貝である。
~スズキ汁~
近所のスーパーで、スズキをまるごと一匹、750円という値段で売っていたので買ってしまった。スズキと表記されていたものの、サイズから言えばフッコ(関西ではハネ、概ね30~60cmのものを言う)なのは明らかで、実際に帰って測ったところ全長約47cmであった。とりあえず内臓を取って片身を切り出し、塩焼きにしたのであるが、これがあまり美味くない(卵巣を焼いたのは結構いけた)。どうも脂があまりのっていないようである。そこで残りの部分はざっくり切って、昆布で出汁をとったスープに投入し、砂糖、塩、醤油、酒、味醂などを適当にいれて味付け、あまり煮すぎないようにしたところ、こちらは成功した。割と大きめの鍋に作ったので4食分くらいはあったのであるが、これを食べつづける中で私はふと「この味、どこかで……」と思うようになった。そして気づいた。「これは、正麺の醤油味に近いっ!」。早速、正麺をゆで、湯で汁を切り、麺だけスズキ汁のスープに投入した。これが実に美味い。正麺付属のスープは確かに美味しいが、それでも自分で作ったスープの方が美味いのである(自分で作ってるからそう思うだけだと思うが)。
~素揚げ豆腐の煮物~
木綿豆腐を油で揚げて(ちょっと油を多めに入れたフライパンで焼く)食べるというのは以前からやっていたのであるが、これをやると台所で立ったまま豆腐を喰うことになり(揚げたてが美味い、次々と揚げる必要がある)、行儀が悪いというか何というか、もう一手間加えようと思ったのである。ちょっと前に観ていた「今日の料理」で料亭の板前さんが似たようなものを作っていたなぁと思いだし、作ってみた。昆布とカツオで出汁をとり、醤油、酒、味醂で味付けした汁に、ニンジン、ダイコン、そして揚げた木綿豆腐を投入、しばらく弱火で煮た。精進料理みたいなものだが、なかなか美味しくできた。オクラとか緑系の野菜を加えてやれば、客に出しても恥ずかしくない出来だと自分では思っている。
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