最近割と仕事してるから読書も楽しめる

森博嗣 著の「六人の超音波科学者 Six Supersonic Scientists」と「捩れ屋敷の利鈍 The Riddle in Torsional Nest」を読み終えた。Vシリーズもこれで残り2冊である。

 「六人の超音波科学者 Six Supersonic Scientists」を読んで思ったのは、たまには異様な状況に身を置いてみたいな、ということ。大学も研究室に入ってしまうと、必然付き合う人の数は減る。サークルや学校以外の交友関係もどんどん狭まり、自分がマトモだと思う人としか話さなくなる。それはそれで楽でいいのだが、刺激が足りない感じもする。

 「捩れ屋敷の利鈍 The Riddle in Torsional Nest」の方は西之園萌絵の登場で楽しく読めたが、話としてはあんまりだった。少なくともこの1冊では、理解できない点が多い。残り2冊でその違和感が解消されるのか分からないが、とりあえず自分の中では森博嗣の作品にミステリィ性を求めなくなってきたように思う。

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