バスにまつわるエトセトラ

 生態学会に行くときに乗ったバスでの出来事

・18日
 昼過ぎに乗ったが、立ってる乗客もそれなりにいる感じ。私はバスに乗ると前の方(荷物を置ける場所がある)で立つことが多いのだが、その日もそこで立っていた。途中から、50過ぎくらいのオバさんが私の隣に立っている状況になった。私は幾つかのバス停を経過した後、そのオバさんの背負っているリュックが、降車しようとする人の邪魔になっていることに気付いた。そこで私は、

「よかったらその荷物、こちらに置かれてはどうですか」

と丁寧な口調で声をかけた。「お前の背負ってる荷物邪魔になってんぞ!」と言わないのが私なりの気遣いポイントである。ところが、そのオバさんは私の意図に全く気付くことなく、

「いえ大丈夫です。もうすぐ降りますので」

と返事をした。大丈夫じゃねぇよ!さっきもあなたの荷物で、杖ついた婆さんが後ろを通ろうとして苦労してたんだよ。あんたは窓の外見てたから気付かなかっただろうけどよっ!…と思ったが、まぁすぐ降りるって言うので、他の人にそんなに害も与えないかな、と思ってそれ以上は私も言わないことにした。ホント、こちらの意図を汲み取ってはくれないオバさんであった。

19日
 瀬田から龍谷大学までのバスで運転手がサンダル履き(ただし、かかとが固定できるタイプ)。長年やってる人だから私なんかよりは運転上手いと思うが、安全の為にはスニーカーとかの方がいいかな、と思った。

20日
 バスの中で100円を拾う。他の人からも見えやすい位置だったのでねこばばするわけにもいかず、信号待ちしていた際に運転手に渡す。

「あの、これ落とし物みたいです」

と、簡単な説明をするだけだったのに、声が裏返ってしまった自分が恥ずかしい。

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