現在、神戸の実家に帰省中なんですが、今日は遊びにきていた親族と共に六甲山の頂上付近にあるオルゴールミュージアムという所に行ってきました。
「オルゴール?知ってるぜ、突起の付いたドラム型のヤツが回転して櫛状の金属弾いて音出すアレだろ?実家にもあったぜ、なんかの記念品で貰ったちっこいやつ」
という浅い知識しか持っていなかった私は、そこに展示されているオルゴールに度肝を抜かれました。
まず大きさですが、オルゴールのみのやつでもデカイのはシリンダー型で大きめの衣装ケースぐらい、ディスク型だと中に服をつり下げられる衣装タンスくらいのサイズがありました。んでこのシリンダー型とディスク型という2つの型なんですが、シリンダー型というのが最初に書いた、「ドラム型のヤツが…」という一般によく知られたタイプで、それ以外に円盤状の金属に突起を付けて音楽をプログラムしたディスク型というのが存在することを今日初めて知りました。説明を聞いたところによると、シリンダー型のあとにディスク型が開発されたそうですなんですが、現在目にする機会が多いオルゴールがシリンダー型なのは、ディスク型は小型化が難しい、もしくは小型化するとディスク型の利点が失われる、からなのかなぁと思います。
次に音。オルゴールといえば高音域の音、というイメージがありましたが、しっかりした筐体に納められた大型のオルゴールだと結構低音も出るんですね。そりゃまぁドラムのような低音が出せるわけじゃありませんけど、少なくとも私が抱いていたオルゴールの音域に対するイメージは一新されました。オルゴールミュージアムでは、15分か20分の演奏プログラムを1時間に2回のペースでやっているみたいなんですが、これが結構楽しめました。司会のお姉さんが非常に巧みで、先ほど書いたような大型のオルゴールを次々と鳴らし(100~150年前に作られたアンティークなので一般の人は触れられない)ながら解説してくれるんですよ。演出や曲目を変えながら行われるプログラムを4本は鑑賞しましたかね。
あとは私が読んで感心した、オルゴールに使われている技術的なこととか、オルゴール以外の自動演奏装置の凄さについても書きたいのですが、それは今度気が向いたらにします。
Post a Comment