鳥はどちらかというと嫌いですが

 今は実家に遠方から親族が来られているので(それで帰省したんですが)、昨日は一緒に神戸観光をやってきました。行ったのはポートアイランドにある、神戸花鳥園というところで、その名の通り花と鳥の園です。施設内はガラス張りの温室になっていて、冬ですが色とりどりの花が咲いており、鳥も飛んでいます。特に目玉としているのは、フクロウ科とオオハシ科のようでした。このうち、オオハシ(オニオオハシなど3種)は温室内に放されていてそこら辺を飛んでおり、餌を手に持って腕を伸ばせば腕にとまらせることもできるようでした(私はコートが傷つくのが嫌でやりませんでしたが)。オオハシに限らず、多くの鳥たちはカメラを近づけても逃げません。軽く拍子抜けするぐらい慣れたヤツらです。フクロウの方は猛禽類ということもあって流石に飛び回っていたりはせず、大きめの丸太の上にとまらされていて、足を糸で固定されていました。これらもガラス越しとかではないので、カメラを十分近づけて撮影できます。ただ、1本の丸太に3匹ぐらいが等間隔に並べられているのは、少し奇妙な感じがしました。
 帰り際にフクロウの飼育員(この表現が正しいのかは分かりませんが)の方と少しお話しました。私は「餌は何を与えているのか」と「日中展示させるために光による調整をしているのか」という質問をしました。鳥にはあまりくわしくないもので、フクロウと聞いただけで夜行性というイメージがあり、昼間には人目に付かないところで寝ていると思っていましたが、その方の説明によると、フクロウは昼間でも起きて活動するし、どちらかといえば夜に狩りとかする、という程度なので、概日リズムを調整せずとも展示に問題はないとのことでした。私の質問の仕方が悪かったのか、私が動物愛護の観点から展示が鳥に負荷を与えているのではないかと心配しているように見られてしまったようで、「フクロウに無理させているわけではない」ということを強く言っておられました。私はどちらかというと、哺乳類と鳥類がメインの対象となっている動物愛護の精神は嫌いです。例えば、老衰して役に立たなくなったペットなどは早めにつぶしてしまえばいいと思っているくらいです。ちなみにフクロウの餌は生肉だそうです。何の肉なのかは詳しく聞けませんでしたが。

Post a Comment

Your email is never published nor shared.