ストレートでちぎるのは不本意だが、ここは歩道だからな

 今日は寝たのが朝の7時頃で、起きたのが14時台。携帯を見たらバイトの招集が入っていて、夜までバイトに行っていたのですが、それ意外特に書くことも無いので、数日前のことを書きます。

 いきなりですが、私は基本的に自転車で追い抜かされるのが我慢なりません。万が一後ろから抜かれるようなことがあれば、絶対に抜き返しにいきます。まぁ大判のビジュアルファンブックなんかを買った帰りで、傷つけることなく慎重に運びたい場合とかは別です。ちなみに私が乗っているのは、マウンテンバイクでもロードバイクでもなく、所謂シティーサイクルと呼ばれるカゴ付きの自転車なのですが。
 そんな私ですが、けっこう距離のあるところにバイト先がある関係で、夜中に走る機会が多くなっています。しかも大通りを走る機会が。通るのが何度も曲がるような道であれば、互いに同じ道を走っている距離というのが短くなるものなので、追い抜いたり追い抜かされたりというのがあまり関係なくなってしまうのですが、これが大通りとなると話は別で、熾烈なデットヒートが繰り広げられます。京都は碁盤目状に通りがあることで有名ですが、そのなかでも最近の私が頻繁に通る大きな通りと言えば、やはり川端通りと北大路通りでしょうか。

 それで話は数日前のことです、バイト先から帰る途中、夜の23時頃に北大路通を東に向かって走っていたのですが、賀茂川を渡ったあたりで後ろから2台の自転車に抜かされました。相手は20台前半と見られる女性(シティーサイクル)と20台後半と思われる男性(マウンテンバイク)です。バイトでそれなりに疲れていた私ですが、すかさず抜き返しにかかりました。
 女性と私は歩道内を、男性は車道に出て走っていましたが、本気で抜き返しにかかると、彼らが特別速いということは無く、あっさり抜き返せました。ただし信号までは…。この日の私は信号運が無かったようで、信号があるたびに赤で引っかかりました。しかもそれの何が問題なのかというと、相手の女性と男性は赤信号が青に変わる前にスタートしていくのです。そのため信号を守る私はこれで引っかかる度、彼らに抜き返されるわけです。こういう相手にはホント、イライラきます。まぁ私が勝手に対抗心を燃やしているだけと言えば、それまでなのですが。
 そしてこんな状況の3回目だったと思います。フライングスタートを切った2台をまた抜き返そうと青信号でスタートしてスピードを上げ、女性の方に追いつく!と思ったその時、歩道の進行方向に両手を広げたおじさんが目に入りました。「何だ?」と思ったのもつかの間、前を走っていた女性の自転車がスピードを落とし、そのおじさんに止められました。暗かったので遠くからだと分かりませんでしたが、その横を通り過ぎる時に見たら、そのおじさん、青色の生地に反射テープみたいのがついた制服を着ています。警官ですw。そういえば、女性も男性も無灯火でした。私はちゃんとライト点けてましたけどね。ちなみに男性は車道を走っていたため、止められることなく通過できた模様。私の記憶ではこの辺りに交番は無かったと思うんですが、どうやら少し離れた場所で張っていたようです。その後はあっさり男性の方も抜き返し、高野へ到着。こうしてその夜のバトルは終わりを迎えました。
 なんともまぁつまらない決着でしたが、女性の方には声を大にして言いたい。

「ざまぁみろ」

と。

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