ITパスポート試験を受けてきた

 出題された問題は規則上書けないが、結果はすぐ出る。全体の評価点が870/1000だったので、まぁ合格であろう (全体600/1000以上、各分野300/1000以上が合格)。評価点は素点と異なるが、感覚としては素点 (100問中の正答数割合)と大きく変わらないと思う。

 私は試験対策のため、平成21年度春期 〜 平成23年度春期 + 平成25年度春期の計6回分の過去問 (25年度の分は実際に出題される問題プールから100問選ばれたもので、実際受けたときの試験問題は受験者ごとに違う)を解いたが、初期に解いた2回分でも71/100、それ以降は安定して8割台の正答率だったので、今回の結果も妥当であったと言えよう。ただし、過去問を解いていたときには見直しを全くしていなかったのに対し、本番の試験では見直しをして (時間の関係で中問は見直しできなかった)この点数なので、ちょっと難しかったのかも知れない。と言っても、見直し中に回答を変更したのは2問だけで、しかもそれが正答だったのかすら現時点では確認できないため、どう考えても誤差の範囲内である。

 上でも少し書いたが、時間は全体を見直しするに十分ではなかった。花粉症でぼーっとしていた時間があるとか、鼻水が酷くて途中でお手洗いに行ったという理由もあるが、中問の見直しに入る前に時間が来てしまった。ITパスポート試験は試験開始からの経過時間に関わらず試験を終了して退席することが可能であるが、どちらにしろ私は試験時間をフルで使うポリシーである。まぁ合格することは確実だったので、慌てることも無く時間を持て余すことも無く、良い感じであった。

 なお、試験を受けるのにかかった費用は、受験料が5100円、プラス交通費が往復で940円。

 会場のエンカレッジテストセンター (大阪梅田)には京阪淀屋橋から歩いていったが、それほど遠くもなく地図を見て迷わず行けた。受付の方は大変親切で (毎度同じ事を説明する必要のある接客業では、ぶっきらぼうな態度を示す人も少なくない)、受験者に個別のロッカールームが用意されているのも非常に良かった。ちなみに、ITパスポートはコンピュータ上で回答するのであるが、マウス・キーボード・ディスプレイはDELL製であった。また、コンピュータ本体はLenovo製であったので、「ThinkCenterじゃなくてThinkCentreなのか」などと要らぬことに気づいてしまった。

 さて、iパスは軽々合格したものの、次の基本情報技術者だと同じようには行かない。情報系の学部生なら学部卒業で楽勝だろうが、私だと論理回路みたいな基礎から勉強する必要がある。今から勉強すれば秋期には間に合うかも知れないし、忙しければ来年の春ということになると思う。博士課程のうちに応用情報技術者までは合格しておきたいし、将来的には情報セキュリティスペシャリストかネットワークスペシャリストの資格が欲しい。

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