たいしたことないぜまったく

ASCII.jp:あのバニラコーラが10年の時を経て復活!

 上の記事で紹介されていた、Coca-Cola Vanillaを飲んでみた。ASCII.jpの宣伝に流されて商品を購入してしまうというのも腹立たしいが、記事中に書かれていた、「甘過ぎっすわ!」「こんな甘いのよく飲めるね。」という記者のコメント、そして極めつけの最後の一文、

「かなり甘いので、甘いモノが苦手な人は注意しよう。」

これを読んでは引き下がれない。そう、私は激甘好きなのだ。普通の人が甘すぎて食べれない、というレベルのスイーツをこれまで幾つも食し、味わってきた。ただ、そんな私が過去に”激甘”認定したものはそう多くない。しかもその大半が、個人の手作りによるものだ(母親の作った砂糖がジャリジャリするアイスクリーム、自分で炊いたがザラメを入れすぎたぜんざい、等)。市販の菓子で、あるいは複数店舗展開している料理屋のデザートで、私が認める激甘なモノを見つけるのはそう簡単ではない。何といっても、私が激甘と感じるレベルというのは、人によっては気分が悪くなるレベル、無理をしないと食えないレベルなのである。あまりの甘さに喉が焼け付くような感覚を得、体内に流し込めば血糖値がグンッと上昇する、こうでなくては激甘とは呼べない。ちなみに私は幼少の頃より、コーヒーシュガーをポリポリ食べたり、あるいは5倍希釈用のカルピス原液を好んで舐めたり、はたまた和菓子用の黒蜜をボトルから直接飲んだり、と色々やってその度に母親から怒られていた。

 さて、前置きが長くなったが、Coca-Cola Vanillaの話に戻ろう。簡潔に述べると、これは大した甘さではない。通常のコカコーラに毛が生えた程度である。炭酸を完全に抜いて飲めば多少甘くも感じるだろうが、それでもおそらく激甘認定には至らないであろう。「甘すぎ」という評価こそ、甘すぎである。

 ではどんなものが激甘認定に相応しいだろうか、と考えてみると、飲料で言えばやはりカルピスが手軽である。本来5倍希釈すべきところを2~3倍にすればある程度甘くなる。飲料以外で言えば、王道は小豆餡+黒蜜だと思う。あの絡みつくような甘さは病みつきになる。より簡単なのは明治の板チョコでハイミルクってやつをやわらかなる温度にして食べることだろうか。これもドロッとしたチョコレートの甘さが喉を熱くしてくれる。

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