動くのに捨てられる時代になったようだ。私はよく、捨てられているコンピュータを拾って修理、あるいはパーツを抜き出して使うのだが、先日初めて、4コアCPUを搭載したマシンが廃棄されているのを発見した。デュアルコアでもまだ捨てられるのは珍しいというのに。まぁ、4コアと言ってもCore 2 Quad Q8200という、それほど大した4コアじゃないが。とはいえ、定格クロック2.33GHzでTDP95Wというのは、今でも割と使いやすい部類に入るのではないかと思う。C2Qとしては第二世代(最終世代)でプロセスルールは45nm。下位モデルなのでVT非対応など残念なところもあるが、下手に3GHzオーバーのC2Eなどより効率的だろうと予想できる。恐らく破棄された理由は電源が逝っちゃったためだろうと踏んだ私は、CPUクーラーを付けたままボードだけ抜き出し、持ち帰った。これまた拾ったCreativeのSound Blasterと、手持ちのHDDや電源を投入し、GPUはQuadro FX 1400で一台組み上げた。CPUクーラーは一旦外してグリスを塗り直したりもしている。これで数世代前のワークステーションと言って良さそうなスペックのマシンに仕上がった。といっても今現在、特に用途は無いのだが……。
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