AMDのFXシリーズがようやく発表になり、ベンチマークも色々出た結果、ダメダメだということが明らかになったとかで色々騒いでるようだ。私もベンチマークの結果を何カ所かで見させてもらったが、どうやら新シリーズ最上位のFX-8150が、Intelの2600Kどころか、AMDの現行最上位である1100Tにすらベンチマークで負けているようである。おまけに電力当りのパフォーマンスも劣っているときた。
確かにこれだけ聞くと非常に残念な結果ではある。だったら1100T買えよ、って話になるからFXシリーズが販売される必要が無くなってしまう。しかし、だからといってうろたえる必要は無い。まず、体感スピードとベンチマークの点数は必ずしも一致しない。FXシリーズは潤沢なキャッシュを積んでいるから、その点は期待できる。次に新たな拡張命令のサポート。これは既存のベンチマークソフトでは力を発揮できない。対応アプリケーションが出てから価値が出ることになる。あとは、省電力版の登場を待つとか。TDPを下げた製品が後から登場するのはお約束。
ま、あれだな。生物的に言えば、脱皮みたいなもんだ。脱皮直後ってのは体が固まってないから餌も摂れないし外敵からも身を守れないしで体重が下がって危険な状態になるが、それさえ乗り越えればまた体表面はしっかりして成長もできる。てか脱皮しなくちゃそれいじょう大きくはなれないのだよ。
Post a Comment