5つ目のVictorinoxマルチツール

Victorinoxのマルチツールで、ハンティングXTというモデルを新たに購入した。Amazon価格で4770円の10%ポイント還元である。ハンティングXTからノコギリを除いたハンティングXSというモデルもあって、そちらでもよかったのだが、何故かAmazon価格が殆ど変わらない、というかポイントを換算するとXTの方が安かったので、こちらを購入した。ノコギリは割と使うしね。

私はこれまで狩猟に持って行くマルチツールとして、Victorinoxのスペースシャトルというモデルを使っていた。少し前にメインのナイフを別の場所に置き忘れた状態で獲物の解体をする必要が生じ、このスペースシャトルのナイフを使用したのだが、刃渡りが短いのと、多機能なぶん本体が分厚く握りにくいせいで少々難儀をした。そこで、より刃渡りの長いロック付きのナイフがついているラージタイプのマルチツールを購入することにしたのである。

このハンティングXTの良い点は、ロック付きのラージブレードに加え、同じくロック付きのガッティングブレードが付いていることである。まだ実際に使用してはいないが、シカやイノシシの肩甲骨横を切断するのによさそうである。さらにこのラージブレードとガッティングブレードは、背側に大きな穴がついていて、指を引っ掛けて引き出しやすくなっている。Victorinoxで通常のマルチツールに採用されているラージブレードが、爪を引っ掛けて引き出す必要があるのに比べると、格段に操作性が増しており、厚手の手袋をした状態でも扱いやすそうである。

今のところ不満があるとすれば、背面に付いているのがコルク栓抜きなことくらいだろうか。スイス製だけあってVictorinoxのマルチツールではコルク栓抜き機能の優先度が高いようであるが、私はコルクで栓がされたワインを飲む機会がほぼ無い上に、そもそも野外で飲むことがまず無いので、狩猟に持っていくマルチツールとしてコルク栓抜きはまったく不要である。個人的には”multipurpose hook”あるいは”reamer, punch and sewing awl”と呼ばれる機能 (いずれも背面に装着されることの多い)が付いている方が良いと思う。

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