風が強いとAFに頼ることになるのがいただけない

 昨日は天気予報では一日中曇り予報でしたが、日差しも出ていてよい天気だったので、賀茂川〜鴨川沿いを歩いてきました。アオハダトンボがそろそろ出ているかなと思い、カメラを担いで行ったのですが、川が増水していたせいか、あまり密集して飛んでいる箇所が見つからず、河原の草をかき分けてようやく数匹写真に収めたという感じです。
 しかしそれとは別に、特に期待してはいなかったのですが、川沿いに揺籃の沢山付いたエノキの樹を見つけ、ヒメゴマダラオトシブミを大量に観察&撮影することができたのは大きな収穫でした。揺籃を4つ、成体を2匹採取してきました。いい写真も撮れたので、またArt Creatureの方にアップしたいと思います(撮影してからアップするまでが遅れ気味で数回分溜まってるんですが…)。
 ただ今日は天気こそよかったものの、風が強くて葉っぱについた昆虫を撮影するのは大変でした。小さな昆虫を撮るのに葉っぱが揺れていては、いくらシャッタースピードを上げても難しいので、こういう場合は風が止む瞬間をじっと待つか、葉っぱを片手で押させつつ撮影するしかありません。しかし、左手で葉っぱなり茎なりを押さえていると、当然の理としてマニュアルフォーカスで操作できません。個人的には一眼レフ最大の利点はマニュアルフォーカスにあると考えているので、これはなんと言うか、いただけないですね。

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