魚の旨さを語る

最近、焼き魚にハマっている。米を炊き、味噌汁を作り、あと魚を焼けば、結構立派な食事が出来上がる。これに海苔とか漬物とか、もう1品つけてやれば客に出したって恥ずかしくは無い。

 焼き魚の良いところは、何といってもその手軽さにある。塩鮭の切り身などは買ってきてそのまま焼くだけである。一切れ98円くらいのチリ産塩鮭なんてものが普通に旨い。ちょっと高いがブリなどはさらに素晴らしく、軽く塩を振って焼いてやれば間違い無い。あまりにも簡単なので、このブームはしばらく続きそうな気がする。

 ただ、焼き魚を作る上での唯一の問題点は、焼いたときに部屋が魚臭くなるということである。もちろん換気扇をつけて焼くのであるが、魚からモクモクと上がる煙は、小型の換気扇では対処しきれない。仕方ないので焼き終わったくらいに玄関のドアとベランダの窓を開けて、空気の入れ替えをする必要に迫られる。寒い冬にこれは辛い。

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