再び洋画を観るように

 少し前にテレビで放送した「ダイ・ハード 4.0」(英語名”Die Hard 4.0″)を観た。滅茶苦茶面白かった。ダイ・ハードは1から3まで中学生のときに全て観てあったのだが、4.0は2007年の製作ということで、まだ観てなかった。このシリーズは観ていて非常にテンションが上がる。派手なアクションも勿論見物だが、それ以上に登場人物のぽろっ出すカッコよさがいい。例えば、主人公の娘が人質になっててテロリストが主人公に脅しをかける最中、脅える娘の声でも聞かせてやろうと無線を娘に渡しときに、娘が「敵は5人だけよ!」と冷静に情報を主人公に教えたりするところが最高にカッコいい。超シビれる。

 ところで、私は基本的に実写で日本の現代劇というのは観ない(中学の時はまだ観てた)のだが、洋画と時代劇は実写でも普通に観る。それは今やってるようなドラマや日本の映画が映像としてレベルが低い、とかいう理由ではない。なんというか、自分の住んでいる世界と近いところで男女のドロドロしたやつとか、悲惨な出来事とか起こって欲しく無い、って気持ちからだ。出会った男女がすぐヤッちゃったりしてるのを実写のドラマで見せられると、「うへぇ…」って思ってしまうのだが、これの舞台が欧米だったりすると、「アメリカ人ならこんなもんじゃね?」と思える。まぁ実際は日本でも同じようなもんなんだけどね、要するに登場人物と背景が違うから別世界の話として気軽に観られるのだ。

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